クリックで拡大画像 当店の焙煎人、内倉大輔は、コーヒー鑑定士の世界基準である「SCAA認定 カッピングジャッジ」という国際認定資格を取得しております。確かな舌で選び抜かれた「旬」のコーヒーを最高の状態でお届け致します。
こんにちは!珈琲きゃろっとの焙煎人、内倉です。あなたのコーヒー生活を、もっともっと魅力的にするための、お手伝いをすることが僕の役割です。適切に焙煎されたコーヒー豆と、正しい知識があれば、おいしいコーヒーは、「自宅で」「誰にでも」「簡単に」楽しめます。どうぞごゆっくりお買い物をお楽しみ下さい。

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実店舗は営業日が異なります


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上記は通信販売の営業日です。実店舗とは、営業日が異なります(実店舗の営業日を確認))休業日、日曜日はメール返信・商品発送を休ませていただきます。
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■コスタリカ・ドン・マヨ(200g)
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■パプアニューギニア・コルブラン農園(200g)→単品でご注文>>
■旬のブレンド「桜草」(200g)
単品でご注文>>
▼ご注文数
▼豆の状態
■コスタリカ・ドン・マヨ(200g)


大規模では意味がないんだ。
自分で管理をして「自分のコーヒーだ」って思えるから意味がある。



当店のFacebookでもご紹介しておりましたが、2019年9月にコスタリカの方々がきゃろっとにやってきました。


そのうちのひとり、今月ご紹介するパブロさんにインタビューすることができましたので、まずはコチラをご覧ください!


▼ドン・マヨ マイクロミル パブロさんのインタビュー動画




ドン・マヨ マイクロミルのオーナーはパブロさん。


コスタリカでは、2000年初頭「マイクロミル革命」が起きました。


それまで、大きな工場でいっぺんに作られていたコーヒーは、買取価格は安く、大幅に価格が下落することもありました。


そこで、起きたのが「マイクロミル革命」です。


家族で小さな精製所を作り、栽培から一貫して、高品質なコーヒーを、品質に合わせた価格で販売しようという考え方です。


パブロさんの父は、マイクロミル革命の開拓者のひとりです。


彼らが長く愛されるコーヒーを作り続けるには、理由がありました。


「悪いフィードバックもちゃんと欲しい」


お会いした日、BBQパーティで歓迎をしました。


賑やかな中、パブロさんからの熱い想いを聞かせてもらっていました。


私たちの「美味しくないコーヒーができてしまうことはないの?」という不憫な質問に、はっきりと「NO(一切ない)」という答え。


「安定して美味しいコーヒーを作るために、僕たちはずっとデータを集めてきた。
コーヒーは農産物だから、毎年同じ状況ではない。
状況に合わせて、土や発酵や乾燥を少しずつ調整していく。
同じ味に仕上げるために、同じ工程を踏むんじゃだめなんだ。
状況が変化するからこそ、それに合わせて、調整をしていく。
そして、全てをカッピングして、またそこから次のコーヒー栽培に改善していくんだ。」


その話は、研究者のようでした。


データを集め、改善し、信頼関係を作る。


これが美味しいコーヒーが生まれるためのプロセスだったんだと、パブロさんと過ごした日々で見えました。


パブロさんが信念をもって作ったこのコーヒー。


様々なフルーツを思わせる美しい酸質と豊かな甘みを持ちます。


どの工程においても丁寧な作業を徹底することで雑味の無いクリーンな味わいを実現しました。


世界一美味しいコーヒーを作るため、研究されたコーヒーです。


レッドハニーという果肉を残した精製方法特有のブラックベリーやカシス、木苺ジャムのような個性的なキャラクターのコーヒーです。


口に含んだ瞬間に感じるボディ感とメープルのような甘さが特徴です。


冷めると果実の輪郭をはっきりと感じる素晴らしいコーヒーです。


■パプアニューギニア・コルブラン農園(200g)


パプアニューギニアは、世界でも最貧国のひとつ。今回ご紹介するコルブラン農園は、東部山岳州のカイナンツから車に揺られて数時間の山奥にあります。


2018年、スタッフ浅野がこの国に訪問した時には、農園が近づくにつれ、その風景は数百年も一気に遡るような印象を受けたと言います。


バナナの葉で作られた屋根、電気も水道もない家で裸足で暮らしている人がいます。


このように人の暮らしが違うように、農園のある経緯度や標高、日当たりなど、コーヒーの生育環境に同じ場所はひとつとしてありません。


この国の産地も、今まで訪問したどこの国とも異なる環境で育てられていました。


この国の農園の風景は、コーヒーに最高の生産条件だったのです。


今月は、この最後の楽園とも称されるパプアニューギニアで、その存在を一部のマニアの間で知られながらも、日本市場へは直接紹介されることのなかった「コルブラン農園」をご紹介です。


創業1962年、オーストラリアから移住したベン・コルブランさんが、土地を買付け、コーヒー苗を栽培したのが農園の始まりです。


現在は、ベンさんの孫ニコールさんがコーヒー生産を引き継ぎ、自身が農園内に住み込み、高品質なコーヒーを作っています。


農園では、ベンさんが植え始めた伝統的なティピカ種に加え、ブルボン種なども植えられています。


パプアニューギニアでは、精製工程の技術が未熟な場所が多く、どうしてもネガティブなフレーバーが出てしまうのですが、ニコールさんはこの工程にも抜かりありません。


水洗工程は、昔ながらのゆっくりと丁寧な手法を維持しながら、発酵工程での過発酵などがないように、コーヒー豆の様子を観察しながら丁寧に進められます。


結果として、コルブラン農園のコーヒーは、そのクリーンさに定評があります。


天日乾燥は、農園内のアフリカンベッド(乾燥棚)で行われ、農園区画と収穫日別に管理されています。


さらに、農園内にはカップテスト設備を備え、高度な品質管理を可能としています。


パプアニューギニア国内では、滅多に見ることのできない貴重な設備を整えています。


飲み初めから感じるのは、べっこう飴のような優しい甘さ。


アプリコットのようなキャラクターは、温度変化によってマスカットや青りんごのようなキャラクターへ。


紅茶のような口当たりが特徴的な、素晴らしいコーヒーです。


最後の楽園パプアニューギニアから届いたコーヒーをぜひお楽しみください。


■旬のブレンド「桜草」(200g)


4月の旬のブレンドは「桜草」です。


桜草の花言葉にはさまざまな意味がありますが、そのひとつに「希望」という意味もあるようです。


この4月から新生活という方もいらっしゃると思いますが、このコーヒーが新しい希望が湧いてくるような、そんな1杯になるようにブレンドを作りました。


ブレンドのベースに使用するのは、優しい甘さが特徴のコスタリカです。


コスタリカを使用したブレンドは飲みやすくなる傾向にあり、特に後味に残るミルクチョコレートや黒糖のような甘さを実感していただけるように味作りをしました。


その甘さを引き立てるのは、ほのかに感じるアプリコットやオレンジのようなフルーティーな酸味です。


春の煌めきような華やかな空気感、ぜひお楽しみください。


■コスタリカ・ドン・マヨ(200g)
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■旬のブレンド「桜草」(200g)
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