クリックで拡大画像 当店の焙煎人、内倉大輔は、コーヒー鑑定士の世界基準である「SCAA認定 カッピングジャッジ」という国際認定資格を取得しております。確かな舌で選び抜かれた「旬」のコーヒーを最高の状態でお届け致します。
こんにちは!珈琲きゃろっとの焙煎人、内倉です。あなたのコーヒー生活を、もっともっと魅力的にするための、お手伝いをすることが僕の役割です。適切に焙煎されたコーヒー豆と、正しい知識があれば、おいしいコーヒーは、「自宅で」「誰にでも」「簡単に」楽しめます。どうぞごゆっくりお買い物をお楽しみ下さい。

▼通信販売の営業日
実店舗は営業日が異なります


2025年6月の定休日
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2025年7月の定休日
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上記は通信販売の営業日です。実店舗とは、営業日が異なります(実店舗の営業日を確認))休業日、日曜日はメール返信・商品発送を休ませていただきます。
【営業時間:9時~17時】

▼実店舗の営業はコチラ
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■ブラジル・サンタカタリーナ農園キャラメラード(200g)
単品でご注文>>
■タンザニア ジペモヨ(200g)→単品でご注文>>
■旬のブレンド「葵」(200g)
単品でご注文>>
▼ご注文数
▼豆の状態
■ブラジル・サンタカタリーナ農園キャラメラード園(200g)


▼この農園は、2017年に当店のスタッフ浅野が訪問した農園です。


「こんな景色、想像してなかった。」


ブラジルの代表的な生産地は、地平線が見えるほど広大な土地に、迷子になってしまうほどの大きな農園。
熟したチェリーは、機械を使用し一斉に収穫してすることで、大規模な生産を可能にしてきました。


今月ご紹介するビセンチさんのサンタカリーナ農園は、そんなブラジルにあって、険しい山岳地帯で人の手を使いながらコーヒーを栽培している農園です。


未舗装の山道を進み見えてきた農園は、シェードツリーに囲まれ、崖のような急斜面にコーヒーが植えられています。


収穫はもちろんピッカーさんたちによるもので、赤や黄色の完熟したコーヒーチェリーのみを摘んでいきます。



※収穫後もハンドピンクをして、熟度を揃えます。


精製方法も抜かりありません。
チェリーを乾燥するパティオやアフリカンベッドでは、不純物や熟していないコーヒーチェリーを一粒ずつ取り除きます。


広げられたチェリーの匂いを嗅ぐと、子どもの頃行ったブドウ畑を思い出すほど、いい香りがしました。


ここでは、女性が丁寧にセレクトしてハンドピックしていきます。


「妻や娘、女性の力があってこそのコーヒーです。」とビセンチさんも言うように 
男性が収穫したコーヒーチェリーを、女性がセレクトすることで赤紫色に均一な状態で仕上げられていることが分かります。


女性の力は大きいです。
ブラジルでも日本でも、家族の大きさや大切さは変わりませんね。


さらに、お宅に伺った際には、実験途中のコーヒーを見させていただきました。
思わず、「わっ!」っと声が出てしまったこの光景。
自宅の屋根裏で、コーヒーを乾燥していました。


ここは、屋根瓦がむき出しになっているため、太陽によって暖められた室内は、乾燥に適した温度になっているそう。


まだまだ収穫量のかなり限られた超ナノロットのコーヒーのため、飲むことはできませんでしたが、間違いなく美味しいコーヒーが想像できますね。


22000年に第二回カップオブエクセレンス(COE)で優勝以降も、このような小さな努力の積み重ねにより、日々品質の向上を目指しています。


濃厚なミルクキャラメルのような口当たり。


アーモンドやピーナッツのようなキャラクターで、温度変化でオレンジやアプリコットのような優しい酸味も。


甘い余韻がじんわりと残り、クリーミーな口当たりが上品で調和のとれた味わいです。


■タンザニア ジペモヨ(200g)


1993年、タンザニアの5つの村の小さな農家たちが集まり、ジペモヨ農協が誕生しました。


長い間、彼らは自分たちの家で手作業でコーヒーを精製する「自家精製」を続けてきました。


そして2018年、25年の夢が実現—彼ら自身の精製工場が完成したのです。


今では生産量の約90%をこの工場で精製しています。


標高1683メートルの高地で育つコーヒーは、ブルボン系のN39とケント系のKP423という特別な品種。


午後2時から6時までに収穫された真っ赤なコーヒーの実(チェリー)は、その日のうちに工場へ運ばれます。


そして工場では、果肉を取り除いた後、1〜2日かけてじっくり発酵させ、水で洗浄。


さらに8〜12時間水に浸した後、「アフリカンベッド」と呼ばれる乾燥台の上で10〜14日間、太陽の光をたっぷり浴びて乾燥させます。この丁寧な工程が、素晴らしい味を生み出す秘密です。


タンザニアにコーヒーが伝わったのは1863年、フランスの神父たちによってでした。


有名な「キリマンジャロコーヒー」の地域には1898年に伝わり、日本でも愛されるブランドとなりました。


タンザニアでは人口の約70%が農業に従事し、45万世帯ものコーヒー農家がいます。


その大部分が小規模農家で、全体の90%を占めています。約240万人(全人口の6%)がコーヒー産業に関わり、高品質のコーヒーは国の大切な輸出品となっています。

ジペモヨ農協で丁寧に作られたこのコーヒーは、農協に所属する184名の農家の情熱と伝統が詰まった、タンザニアの誇りです。


コーヒーにとって理想的な環境で育まれた、まさに「タンザニアの宝石」と呼ぶにふさわしい一品です。


グレープやクランベリーのような芳醇な瑞々しさ。


温度が下がると、青リンゴやマスカットといった爽やかさが前面に現れ、清涼感のある後味が心地よく残ります。


また、全体を包み込むようなクリーミーさや、滑らかでクリーンな飲み心地も素晴らしいコーヒーです。


■旬のブレンド「葵」(200g)


6月の旬のブレンドは「葵」です。


葵は、花言葉で「大望」「豊かな実り」などの意味があるようですね。


木々の緑も深まる時期です。たくさんのきれいな花が咲き、植物の成長や実りを感じますね。


アイスコーヒーにしても存分に味わいを感じていただけるよう、それぞれのオリジンを少し深めに焙煎し、味作りをしました。


ひと口目に感じるのは、ブルーベリーのようなみずみずしい果実味です。温度変化によって、アプリコットのやわらかなキャラクターを感じることもできます。


全体を包み込むように広がる口当たりは、穏やかなクリーミーな印象。


ミルクチョコレートのようなコクのある余韻が心地よくいつまでも残ります。


フルーティーさと滑らかな甘みが絶妙に調和した、バランスの取れたブレンドに仕上がりました。


■ブラジル・サンタカタリーナ農園キャラメラード(200g)
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■タンザニア ジペモヨ(200g)→単品でご注文>>
■旬のブレンド「葵」(200g)
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