クリックで拡大画像 当店の焙煎人、内倉大輔は、コーヒー鑑定士の世界基準である「SCAA認定 カッピングジャッジ」という国際認定資格を取得しております。確かな舌で選び抜かれた「旬」のコーヒーを最高の状態でお届け致します。
こんにちは!珈琲きゃろっとの焙煎人、内倉です。あなたのコーヒー生活を、もっともっと魅力的にするための、お手伝いをすることが僕の役割です。適切に焙煎されたコーヒー豆と、正しい知識があれば、おいしいコーヒーは、「自宅で」「誰にでも」「簡単に」楽しめます。どうぞごゆっくりお買い物をお楽しみ下さい。

▼通信販売の営業日
実店舗は営業日が異なります


2024年10月の定休日
12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031
2024年11月の定休日
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

上記は通信販売の営業日です。実店舗とは、営業日が異なります(実店舗の営業日を確認))休業日、日曜日はメール返信・商品発送を休ませていただきます。
【営業時間:9時~17時】

▼実店舗の営業はコチラ
おいしいコーヒーの淹れ方只今、動画で配信中!
■ブラジル サンタカタリーナ農園キャラメラード(200g)
単品でご注文>>
■コロンビア サンタ・マリア(200g)→単品でご注文>>
■旬のブレンド「胡桃」(200g)
単品でご注文>>
▼ご注文数
▼豆の状態
■ブラジル サンタカタリーナ農園キャラメラード(200g)


▼この農園は、2017年8月のコーヒー買付けの際、当店のスタッフ浅野が買い付けてきた農園です。


「こんな景色、想像してなかった。」


ブラジルの代表的な生産地は、地平線が見えるほど広大な土地に、迷子になってしまうほどの大きな農園。
熟したチェリーは、機械を使用し一斉に収穫してすることで、大規模な生産を可能にしてきました。


今月ご紹介するビセンチさんのサンタカリーナ農園は、そんなブラジルにあって、険しい山岳地帯で人の手を使いながらコーヒーを栽培している農園です。


未舗装の山道を進み見えてきた農園は、シェードツリーに囲まれ、崖のような急斜面にコーヒーが植えられています。


収穫はもちろんピッカーさんたちによるもので、赤や黄色の完熟したコーヒーチェリーのみを摘んでいきます。


精製方法も抜かりありません。
チェリーを乾燥するパティオやアフリカンベッドでは、不純物や熟していないコーヒーチェリーを一粒ずつ取り除きます。


広げられたチェリーの匂いを嗅ぐと、子どもの頃行ったブドウ畑を思い出すほど、いい香りがしました。


ここでは、女性が丁寧にセレクトしてハンドピックしていきます。


「妻や娘、女性の力があってこそのコーヒーです。」とビセンチさんも言うように 
男性が収穫したコーヒーチェリーを、女性がセレクトすることで赤紫色に均一な状態で仕上げられていることが分かります。


女性の力は大きいです。
ブラジルでも日本でも、家族の大きさや大切さは変わりませんね。


さらに、お宅に伺った際には、実験途中のコーヒーを見させていただきました。
思わず、「わっ!」っと声が出てしまったこの光景。
自宅の屋根裏で、コーヒーを乾燥していました。


ここは、屋根瓦がむき出しになっているため、太陽によって暖められた室内は、乾燥に適した温度になっているそう。


まだまだ収穫量のかなり限られた超ナノロットのコーヒーのため、飲むことはできませんでしたが、間違いなく美味しいコーヒーが想像できますね。


22000年に第二回カップオブエクセレンス(COE)で優勝以降も、このような小さな努力の積み重ねにより、日々品質の向上を目指しています。


濃厚なミルクキャラメルのような口当たり。


アーモンドやピーナッツのようなキャラクターで、温度変化でオレンジやアプリコットのような優しい酸味も。


まったりと長く続く心地よい香ばしい甘さは、石焼き芋のようで思わずほっこりします。


ブラジルらしくもあり、複雑で繊細な香味を持つこのコーヒーをぜひお試しください。


■コロンビア サンタ・マリア園(200g)


「生産者と消費者をつなぐ架け橋になるため」という想いのもとコーヒーを届けてくれたのは、コーヒークエスト(輸出業者)のロナルドさんです。


元々カメラマンをしていた彼は、2012年、ジャーナリストとしてコロンビアを訪れました。


そこで、生計を立てるのが困難な状況に、不満を募らせる生産者たちに出会いました。


コーヒーは、生産者に始まり、輸出入業者、そしてロースターやバリスタまで、様々な人が関わっています。


その中で、コーヒーを通して生計を立てられていないのは「唯一、生産者だけ」とも言われています。


ロナルドさんが創業当初の10年前、小規模生産者の収入は生産コストとほぼ同額で、収益はゼロに等しかったのです。


以来彼は、「生産者に適正価格を支払う」ために、品質を向上させる取り組みを続けてきました。


しかし、「コーヒーが環境に悪影響を及ぼしうる」と気付きました。


それが、より持続可能な生産方法に意識を傾けるきっかけになります。


その問題のひとつが、コーヒー業界の高齢化です。


子どもたちには、コーヒー生産の仕事が魅力的に映らないのでしょう。


コーヒーについて詳しく知らず、お金を稼げない仕事だと思っていることが要因です。


このままでは、今後のコーヒー生産量は大きく減ってしまいます。


コーヒーの未来に希望が持てるなら、きっと子どもたちもこの仕事を選ぶと信じているロナルドさんたちは、魅力を伝えるために、生産者の子どもを対象にした3日間のコーヒーキャンプを実施しています。


そこでは、コーヒー流通の全体像を説明し、利益を得るための方法がたくさんあることを教えています。


従来型の農業の影響で、様々な動物が絶滅危惧種に指定されているサンタ・マリア地域では、毎年文化祭を開催しています。


この問題をより身近に感じてもらうため、これらの動物に関する研究発表を行う機会を設けたり、写真のコンペを実施したりと、エンタメ的な要素も取り入れています。


知識や技術を提供することよりも、子どもたちをワクワクさせることを目的にしています。


子どもたちが「将来はコーヒーの仕事をしたい!」と強く思えるように、このようなサポートを続けるロナルドさん。


「きゃろっと」でも教育事業を立ち上げたばかりの今、ロナルドさんのような情熱を持った人々とつながり、共に未来を創っていくことの大切さを改めて感じています。


少しでも役に立てたらと思い、今月のコーヒーでご紹介させていただきます。


マスカットやキウイフルーツ、ライムのようなキャラクター、フローラルさも感じる素晴らしいコーヒーです。


温度変化によって、ベリーのような印象も。


シロップのような甘さが心地よく、白ワインのようなスッキリとした飲み口が特徴です。


■旬のブレンド「胡桃」(200g)


10月の旬のブレンドは「胡桃(くるみ)」です。


10月1日はコーヒーの日、コーヒーが美味しいシーズン到来ですね。


すっかり秋色に染まりは空も高く、街路樹のナナカマドの実と青空のコントラストが美しい季節です。


秋と言えば、「食欲の秋」と言うほど、旬の食材に恵まれる時期でもあります。


秋の夜長にコーヒーで過ごすのも贅沢な時間ですね。


ブラジルをメインに使用し、キャラメリゼされたクルミのように香ばしく、大人な甘味のあるブレンドに仕上げました。


温度変化とともに、ダークチョコでコーティングされたドライフルーツやオレンジなどのフレーバーや甘味を感じることができます。


■ブラジル サンタカタリーナ農園キャラメラード(200g)
単品でご注文>>
■コロンビア サンタ・マリア(200g)→単品でご注文>>
■旬のブレンド「胡桃」(200g)
単品でご注文>>
▼ご注文数
▼豆の状態