クリックで拡大画像 当店の焙煎人、内倉大輔は、コーヒー鑑定士の世界基準である「SCAA認定 カッピングジャッジ」という国際認定資格を取得しております。確かな舌で選び抜かれた「旬」のコーヒーを最高の状態でお届け致します。
こんにちは!珈琲きゃろっとの焙煎人、内倉です。あなたのコーヒー生活を、もっともっと魅力的にするための、お手伝いをすることが僕の役割です。適切に焙煎されたコーヒー豆と、正しい知識があれば、おいしいコーヒーは、「自宅で」「誰にでも」「簡単に」楽しめます。どうぞごゆっくりお買い物をお楽しみ下さい。

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■コスタリカ ドン・マヨ
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■コスタリカ モンテ・コペイ エル・アルト農園
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■コスタリカ ドン・マヨ


大規模では意味がないんだ。
自分で管理をして「自分のコーヒーだ」って思えるから意味がある。



2019年9月にコスタリカの方々がきゃろっとにやってきました。


そのうちのひとり、今月ご紹介するパブロさんにインタビューすることができましたので、まずはコチラをご覧ください!


▼ドン・マヨ マイクロミル パブロさんのインタビュー動画




ドン・マヨ マイクロミルのオーナーはパブロさん。


コスタリカでは、2000年初頭「マイクロミル革命」が起きました。


それまで、大きな工場でいっぺんに作られていたコーヒーは、買取価格は安く、大幅に価格が下落することもありました。


そこで、起きたのが「マイクロミル革命」です。


家族で小さな精製所を作り、栽培から一貫して、高品質なコーヒーを、品質に合わせた価格で販売しようという考え方です。


パブロさんの父は、マイクロミル革命の開拓者のひとりです。


彼らが長く愛されるコーヒーを作り続けるには、理由がありました。


「悪いフィードバックもちゃんと欲しい」


お会いした日、BBQパーティで歓迎をしました。


賑やかな中、パブロさんからの熱い想いを聞かせてもらっていました。


私たちの「美味しくないコーヒーができてしまうことはないの?」という不憫な質問に、はっきりと「NO(一切ない)」という答え。


「安定して美味しいコーヒーを作るために、僕たちはずっとデータを集めてきた。
コーヒーは農産物だから、毎年同じ状況ではない。
状況に合わせて、土や発酵や乾燥を少しずつ調整していく。
同じ味に仕上げるために、同じ工程を踏むんじゃだめなんだ。
状況が変化するからこそ、それに合わせて、調整をしていく。
そして、全てをカッピングして、またそこから次のコーヒー栽培に改善していくんだ。」


その話は、研究者のようでした。


データを集め、改善し、信頼関係を作る。


これが美味しいコーヒーが生まれるためのプロセスだったんだと、パブロさんと過ごした日々で見えました。


パブロさんが信念をもって作ったこのコーヒー。


様々なフルーツを思わせる美しい酸質と豊かな甘みを持ちます。


どの工程においても丁寧な作業を徹底することで雑味の無いクリーンな味わいを実現しました。


世界一美味しいコーヒーを作るため、研究されたコーヒーです。


パブロさんがご自身のコーヒーでも最も好きなイエローハニー精製で、毎日、ついつい手が伸びてしまうような柔らかな味わいです。


ラズベリーやカシスを思わせるようなキャラクター


口に含んだ瞬間に感じる赤ワインのようなボディ感、しっかりとした質感の甘さが特徴です。


■コスタリカ モンテ・コペイ エル・アルト農園


「彼のような方からコーヒーを買い続けるコーヒー屋でありたい!」


エンリケさんが僕にそう思わせてくれました。


今や世界最高峰ともいえるコーヒー生産地のコスタリカ。


中でも、エンリケさんは、特に、科学的に生産から精製の全工程を細かく考察する、研究熱心な方です。


それは、僕の焙煎に対する考え方と、全く一緒でした。


「同じ想いで生産されたコーヒーを、僕は焙煎させてもらっているんだ」。


ありがたさに胸が熱くなりました。


僕自身も、彼が大切に育てたコーヒーを胸を張ってお客様に届けられる焙煎士でありたい。


彼らの思いをしっかりとお客様にお届けしていきたい。


改めてその思いを強く心に刻んだことを、今でも忘れません。


そんな彼は、2022年に二人三脚でコーヒーづくりをしてきたお父様を見届けました。


あまりの悲しみに、一時はコーヒーづくりさえも辞めようかと思ったと、彼は話します。


「それでも、やっぱり父が遺してくれた農園を終わらせたくないって思ったんだ。
遠くにいっても、父の想いはずっと残り続けるって。
それを引き継げるのは、僕なんだって。」


真っすぐな目で話してくれました。


後に、一緒に来てくれた商社の方から「きゃろっとさんにあの時お手紙をいただいた、御礼を言うために日本に行きたいって話していたんですよ。」と聞き、どこまでも律儀な彼の姿勢に心を打たれました。


「美味しい一杯のために、一緒にコーヒーを作ろう。
僕は生産で、大輔は焙煎で…僕たちは、コーヒーで繋がるファミリーだから。」


このような、決して妥協しない姿勢と熱い想いを込めて作られたコーヒー。


乾燥時、絶妙な具合で果肉を残したイエローハニーという方法で味作りをしたこのコーヒーは、クリーンカップが素晴らしく、軽やかな質感と繊細さが魅力です。


ライトボディでオレンジや和梨のようなキャラクター、後味には白砂糖のようなサラサラとした甘さが長く続きます。


■旬のブレンド「木枯らし」

11月の旬のブレンドは「木枯らし」です。


今年も「木枯らし」をご紹介する時期になりました。
冬が、もうすぐそこまで来ているのを感じる季節です。


今年、きゃろっとのある恵庭は10月に初雪も降り、周りの山々が冠雪している様子を見ることができました。11月はいよいよ冬支度ですね。


白い山肌から吹き降ろす冷たい風が、今年の冬の厳しさを表しているようです。
その分コーヒータイムが、恋しくなりますね。


暖を取り、家の窓から舞う落ち葉を見ながら、ゆっくりとホットコーヒーを飲むのは、この時期の楽しみの一つです。そんなホッとした一時にピッタリのブレンドです。


この「木枯らし」は、コロンビア・ブラジルをメインに使用しましたが、これだけでは物足りない。


そこにインドネシアをスパイス的にブレンドしてあげることで、温度変化による様々なキャラクターを感じるブレンドに仕上げました。


熱いうちから感じるオレンジやパパイヤなどのトロピカルフルーツのようなフレーバーは、冷めてくると次第に落ち着き、優しい口当たりに。


どうぞお試しください。


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