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きゃろっとおススメ機種「ボンマック コーヒーミル」をレビュー

2020年10月、きゃろっとマガジンの記事で【電動コーヒーミル比較!おすすめのミルは!?】で、たくさんのご紹介をさせて頂きました。
 
▶記事はこちら
 
あれから約3ヶ月、きゃろっと的にもっともおススメできると感じた「ボンマック コーヒーミルBM–250N」を我が家に迎え、ほぼ毎日実際に使用してみました。
 
使ってみないとわからなかったこと、使ってみておすすめポイントや改善点をきゃろっと的にレビューしたいと思います!

お家にやってきたボンマック コーヒーミル

エンジ色のボディが目を惹きますね!
 
高さ約40cm、奥行きも約30cmほどありますので、置き場所を選びますが、実際に置いてみるとこんな感じです。
 
我が家では、キッチンの背面カウンターに置いて使用してみました。

挽き具合は、ダイヤル5.5。
 
どの銘柄を使用しても、この挽き具合で問題ありませんが、お好みでダイヤルを調整してみてくださいね。

きゃろっと的おすすめポイント

■ 粉の粒度が均一
コーヒーは、ミルの性能によって、挽いた粉のバラつきが出てしまいます。
 
このバラつきが、コーヒーの雑味にも繋がってしまうんですね〜。
 
ボンマックは、たくさんのコーヒーミルを比較した結果、トップクラスの均一性で、クリーンなコーヒーに仕上がります!

■ 挽くスピード
毎日コーヒーを挽いてお召し上がりいただく方には、この少しの時間がストレスになることもすくなくありません。

コーヒーミルをお選びいただく条件の中に、「挽くスピード」も入っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、コーヒーミルの挽くスピードは、ミルの価格にほぼ比例します。
エントリー機種では、30gのコーヒーを挽くのに30秒以上かかってしまいますが、こちらは30gのコーヒー豆を約8秒で挽くことができるんですよ。
 
ボンマックは、決してエントリー機種ではありませんが、価格以上のスピード性能を持ちます。
 
このスピードが、朝の少し慌ただしい時間にスレトスなく挽くことができます。

■ 騒音小さめ
コーヒーを挽く音は、手回しのミルだとゴリゴリと心地よいですよね!
僕も好きです。
 
でも電動コーヒーミルとなると、騒音が大きいと以外と「うるさいなぁ。」とちょっと気になるものですよね。
 
その点、このミルは、静かめです。
スマホの騒音計では、86dbを示しましたが、数字以上に音の質が気になりませんでした。
 
ぼくは、朝早く、家族が起きる前にコーヒーを挽いちゃいます。
寝てるけどなぁと思いながらも、躊躇なく(笑)
 
そんなときは、少しでも静かな機種が助かりますしね。

■見た目がかわいい
人によっては、重要度が高いポジションにあるのではないでしょうか。
 
見た目もとっても大事ですよね。

個人的には、ボンマックの本格的な佇まいとレトロな雰囲気が、お家の家具にベストマッチして、とても気に入ってます(^^)

改善ポイント

■静電気の発生
コーヒーミルを使用していると、永遠の課題でもあるかと思いますが、やはり少なからず静電気で粉が舞い散ります。

粉を受ける用の受け口の周り、その下などに飛び散りますので、本体下にトレーなどがあると掃除が楽になりますよ!

粉受けをステンレスのコップに変えたら改善するのかなとも思いましたが、備え付けのものがイチバン適しているようです。

■故障しやすい箇所がある!?
ボンマックのコーヒーミルをご紹介してくれたディーラーさんに、ずばり聞いてみました

浅野大地
浅野大地

このコーヒーミル、僕が自宅でも使用していましたが、なんの不満もありませんでした。とっても素晴らしいコーヒーミルですよね!
でも、まだ長期使ってないので、耐久性だけが心配です…
他社メーカーさんよりも、価格が抑えられているので、もしかしたら故障しやすいのかも!?と思ったり。
実際、壊れやすいところやよくある故障の事例ってありますか?

普通に使用していれば、数年間は何も故障なく、使用できますよ!実は、私もずっと自宅で使用してきましたが、かなり丈夫で故障知らずでした。

ただ、一点挙げるとすれば、ヒューズが切れてしまうことですね…

浅野大地
浅野大地

ヒューズが切れる!?
何か原因はあるのでしょうか?予防方法はありませんか?

はい!もちろん予防策はございますので、ご安心ください。
原因は、豆を挽いたあとにミル内部に残るコーヒー豆です。構造的にどうしても、挽いた後の豆が刃に挟まってしまうことがあります。小粒のコーヒー豆の場合は要注意ですね。そのまま次に使用したとき、スイッチを入れると、急に負荷がかかることでヒューズが切れてしまうんですね。
予防策としては、使用後、挽き具合の調整ダイヤルをゆっくり左右に回転させてください。こうすることで、挟まった豆が取れて、スムーズに刃が回転してくれます!

なるほど。
こんな不躾な質問にも、快く答えてくれた担当者さまにも感謝です。

『万が一、ヒューズが切れてしまったら?』

安心してください。
このパーツ自体は、数百円で購入可能で、簡単に交換できますよ。

ヒューズの場所は、本体横のBONMACロゴのすぐ下にある黒いつまみです。
これをくるくるっと回して、交換するだけなので、とっても簡単ですね!

現在使用中の方がいらっしゃったら、ぜひご参考に使用してくださいね。

また、これから購入をご検討中の方も、こんなことがあるかも!?とあらかじめ覚えておくと、いざとなったときに安心です。

まとめ

たくさん種類のあるコーヒーミルですので、きっと迷っている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
 
こちらをご覧いただき、もしこれから新しくコーヒーミルの購入や買い替えをご検討の場合は、ご参考になると嬉しいです。
 
また、コーヒーミルに求めるものは、人によって異なりますので、これが正解というわけではありません。

これからも色々なコーヒーミルのレビューができればと思っていますので、ぜひお付き合い下さいね。

浅野大地
浅野 大地

この記事を書いた人 
珈琲きゃろっとの生産管理をしている浅野です。
コーヒー屋だから知っていることやちょっとした豆知識など、みなさまのコーヒータイムにお役立ていただけるような情報をお届けします。
日々のコーヒー実験は、妻のバリスタさーやんと一緒に。仕事場でも自宅でも、いつもコーヒーの話ばかりしているコーヒーオタク夫婦が、きゃろっと的に検証していきます。

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