毎日コーヒーを淹れていると、豆によって「いつもと泡の様子が違うな。」と思うことがありませんか?
これは、焙煎度・銘柄・焙煎からの日数・お湯の温度等、さまざまな要因で変わります。
泡の色を左右する要因は?
- 豆が新しい方が泡が白くなりやすい
- お湯の温度が高い方が泡が白くなりやすい
- 抽出の後半ほど泡が白くなりやすい
- 豆の細胞密度が粗い銘柄の方が泡が白くなりやすい
- 焙煎が深い方が泡が白くなりやすい
上記が大雑把な原則です。豆の挽き加減や注ぐお湯の量でも変わります。
実験した銘柄は、焙煎してから10日以上経過したスマトラタイガー中深煎りでしたので
最初は少し茶色くて、後半(中央部)は白っぽくなっていることが分かりますね!
味にも影響してしまっているのではないか??と不安になってしまいますが
味にはほとんど影響がないため、実はあまり気にしなくても構わないのです^^
あなたの今日の一杯は、どのような色で膨らんでいますか?
浅野 大地
この記事を書いた人
珈琲きゃろっとの生産管理をしている浅野です。
コーヒー屋だから知っていることやちょっとした豆知識など、みなさまのコーヒータイムにお役立ていただけるような情報をお届けします。
日々のコーヒー実験は、妻のバリスタさーやんと一緒に。仕事場でも自宅でも、いつもコーヒーの話ばかりしているコーヒーオタク夫婦が、きゃろっと的に検証していきます。
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