loadingなう

厚真町避難所でコーヒー炊き出しをしました

2018年9月17日の投稿記事です。

【厚真町避難所でコーヒー炊き出しをしました】


地元恵み野で三日間したコーヒー炊き出しで、コーヒーの力の大きさと、緊迫した状況ほど、日常を思い出せる時間の大切さを改めて知りました。
 
被害の大きかった地域の皆さんにも、ホッとできる時間を届けたい。
 
その思いで、胆振地方へ足を運びました。
 
13日に鵡川町の農家さん達のもとへ、スタッフ尾崎が
14日は、安平町のはやきた子ども園へまゆみ店長が
15日には、厚真町の避難所2箇所へ、社長と店長と私という珍しく親子三人で、コーヒーの炊き出しへ行きました。
16日の今日も厚真町へ、スタッフ大石と行ってきました。
 
コーヒー牛乳を口にした瞬間、パッと顔が明るくなり笑みが溢れるちびっこたち。
 
ホッとした顔で、有り難そうに飲んでくれたおじいちゃん。
 
冷たいものなんて、いつ最後に飲んだか分からない。そう、笑って話してくれたお母さん。
 
香りだけで癒やされちゃうと、ボランティアの皆さん。
 
炊き出し7日間で約800人の方に飲んでいただき、沢山の笑顔と沢山のありがとうをいただきました。そのたびに、私たちも胸がいっぱいになりました。
私たちが何のためにコーヒーを日々焼いているのか、逆に私たちが気付かせていただきました。
 
そんな中、避難所で聞いた現実は、かける言葉も見つからず、被災した方の気持ちを思うと身を切られる思いです。
 
私たちは、3月の火災では沢山の人に助けていただきました。支援の輪を繋げ、私たちのできる形で恩返しをしていきたい。そう、強く思っています。
 
復興への険しい道のりは、きっとこれからなんだと感じています。
 
ただただ願うことは、一日も早くいつもどおりの日常が戻ること。
そのためにわずかかもしれないけれど、私たちのできることでお手伝いをし続けます。
 
きゃろっとのコーヒーを、いつも楽しんで下さる全国の皆さんへ。

いま、被災地の皆さんは頑張っています。
 
北海道には、たっくさんの美味しいがあります。
北海道には、たっくさんの美しいがあります。
北海道には、たっくさんの温かな人があります。
 
遊びに来てください!
北海道の美味しいを手に取ってください!
頑張れーって北に向かって応援して下さい!
北海道がんばります!
 
最後になりますが、今回の炊き出しにあたっては、私たちだけでできた訳ではありません。
受け入れて下さった自治体、団体の皆さま、繋いで下さった皆さま、お手伝いをしてくださった皆さま、牛乳を提供してくださった千歳のミルキーベルさん、炊き出し中もカフェ、工房を営業し続けてくれたスタッフたち。
皆さんのおかげでコーヒーを届けることができました。本当にありがとうございました。
 
これからも、美味しいコーヒーで一息つく時間を皆様のもとにお届けできるよう、努めていきます。
 
バリスタ さぁやん