あなたがお使いのコーヒーメーカーでも、たった2つのポイントさえ押さえれば、まるでハンドドリップしたようなコーヒーを淹れることができます。
「蒸らし」を行うことです。
これを行うだけでコーヒーの成分が上手に抽出され、見違えるくらいコーヒーの味が変わります。
「きゃろっと式の淹れ方」をコーヒーメーカーで淹れる際にも応用することができます。
そうすることで、驚くほど雑味少ないコーヒーを淹れることができます。
※分量の目安もございますが、お使いのコーヒーメーカにより出来上がりのコーヒーの濃度は異なります。
差し湯の量でお好みの濃度に調節してください。
準備するもの
今回使用するコーヒーメーカーは、お問い合わせをいただいた際には、必ずご紹介している機種。
象印のコーヒーメーカー「EC-GB40」です。
※象印メーカーサイト
このコーヒーメーカーは、お手頃な価格帯にも関わらず、淹れ方のポイントさえ押さえれば、とっても美味しいコーヒーが淹れることができます。
時間のない方や、ドリップに自身のない方には、本当におススメのコーヒーメーカーなんです。
きゃろっと式での分量は、下記の通り。
淹れ方をご紹介!
- 今回は2カップ分作る分量でご紹介いたします。まずコーヒー粉20gと1カップ分の水をセットし、スタートします。
- コーヒー液がサーバーに「ポタッ」と落ち始めたら、一旦コーヒーメーカーのスイッチを切ってください。これにより、「蒸らし」が行えます。
(抽出中にスイッチを切ることができないタイプの場合、スイッチを入れる前に、ポットや急須などで少量のお湯を粉にかけ、30秒ほど「蒸らし」を行ってからスイッチを入れてください) - 30秒ほど経過し、十分「蒸らし」が行えたら、またスイッチを入れ抽出を始めます。
- 最後まで抽出すると、通常より濃い1人前分のコーヒーが出来上がりますので、残りの1カップ分のお湯を足し、よくかき混ぜたら、完成です。
※上記の淹れ方は、象印メーカーサイトでは紹介していない「きゃろっとオリジナルのレシピ」です
さて、そのお味は?
えっ!?おいしい!コーヒーメーカーと言えば、「熱湯で抽出して、雑味が感じて…」と思っていたけど、想像以上でビックリ!
ご自宅で、朝時間がない時に、パッと淹れるだけなら、コーヒーメーカでも充分。ライフスタイルに合わせて、ドリップとコーヒーメーカを使い分けても面白いかも。
本当だね!
それにコーヒーメーカーなら、安定して淹れてくれるし、安心だよね。
淹れたあとのコーヒー粉のカスの様子を見てみたら、すっごく上手に淹れてる感じが分かる。均等に、優しくお湯が注がれているみたい!
レギュラーコーヒーを飲む方の、約80%がコーヒーメーカーを使用していると言われるほど普及している簡単で美味しいコーヒーメーカー。
ドリップすることで、豆を挽く時間やモコモコと膨らむコーヒーの様子を見ることができ、その時間が楽しみくことできます。
ですが、必ずしも、誰もがいつでもこのようなお時間を取ることができるわけではありませんよね。
コーヒータイムの価値観も人それぞれ。
■眠気覚ましのためのきりっとしたコーヒー
■朝ごはんにパッと飲むことができるコーヒー
■午後のゆったりとしたお時間のお供としてのコーヒー
■夕方、家族だんらんのコーヒー
コーヒーが必要とされているシチュエーションが、ひとりひとり違います。
コーヒーメーカーで美味しく淹れることができたら、もっともっとコーヒーを楽しむ幅も広がると思います。
今回の淹れ方もぜひご参考に、みなさまのライフスタイルに合うコーヒーをお楽しみください!
この記事を書いた人
珈琲きゃろっとの生産管理をしている浅野です。
コーヒー屋だから知っていることやちょっとした豆知識など、みなさまのコーヒータイムにお役立ていただけるような情報をお届けします。
日々のコーヒー実験は、妻のバリスタさーやんと一緒に。仕事場でも自宅でも、いつもコーヒーの話ばかりしているコーヒーオタク夫婦が、きゃろっと的に検証していきます。
みなさまの「なぜ?」をぜひお聞かせください!
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