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ご好評につき、完売しました。
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- 僕たちも、納得の「ゲイシャ」。
コスタリカでも、年々増えてきたゲイシャ種の栽培ですが、高品質で安定したものを仕上げる難易度の高さから、なかなか出回りませんでした。
今年、やっと入荷したのが「5ケース」。ごくわずかですが、ご紹介いたします。
※1ケース=約23kg
内倉のコスタリカ初訪問から、4年。
僕(浅野)は3度コスタリカを訪れました。
「なぜ、産地へ足を運ぶ必要があるのか。」
僕は毎年産地を訪れるようになりましたが、その答えを教えてもらえた方のコーヒーです。
教えてくれたのは、このコーヒーを作っているキャロル・ズビンデンさん。
コスタリカでも珍しい女性のマイクロミルオーナーです。
普段はとても穏やかで笑顔の素敵な方ですが、コーヒーの話になるとキリッと鋭い眼差しで説明をしてくれます。
どうしてここまで信頼できると感じたのか、その理由をご説明します。
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「ハルディン・デ・アロマス」という名のキャロル・ズビンデンさんのマイクロミル。
1960年代にキャロルさんの祖父が設立した由緒ある農園を受け継ぎ、キャロルさんが3代目です。
マイクロミルの名を和訳すると「香り高い庭」。
その名の通り、門をくぐると庭園のように美しく管理された農園が広がり、綺麗に植えられたコーヒーの木には、コーヒーチェリーがたわわに実っていました。
コスタリカでは、素晴らしい取り組みをしている農園やマイクロミルが数えきれないほどあります。
その中でも2年前に初めてお会いし、今年最も「会いたい」と楽しみにしていた一人がキャロルさんでした。
初めてキャロルさんの農園を訪れた時のことです。
「あるはずのモノが無い…。」僕は衝撃を受けました。
通常、農園には煩雑に並べられた農園資材、高く積み上げられた麻袋が置いてあります。
しかし、ここでは一切見当たらず、今まで見たどこの農園よりも美しく整えられていました。
生豆を保管している倉庫では、豆が一粒も転がっておらず、人の背丈ほどに積み上げられた生豆入りの袋は、均等に、しかも、それぞれかなりの間隔を開けて置いてあります。
なぜこのように保管しているのかを尋ねると、
「お客様に間違いないものをお届けするためなの。万が一、生豆の山が崩れても、どのコーヒーだったのかわかるようにね」と話していました。
もちろん、崩れるようなことは滅多にありません。
しかし、キャロルさんのコーヒーに対する想いやお客さまへの誠意を強く感じました。
キャロルさん自身も「几帳面で綺麗好きな性格が、コーヒーの品質に繋がっているのです。」と、ちょっと恥ずかしそうに、優しく微笑みました。
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キャロルさんのマイクロミルは、キャロルさんと近隣のいくつかの農園がコーヒーチェリーを持ち込んでいます。
そのひとつがキサラ農園。キャロルさんの農園です。
標高1,375mに位置し、ポアス火山とバルバ火山の麓にあるため肥沃な火山質の土壌に恵まれています。
名産地として知られるセントラルバレーの中でも特に秀でた地域です。
きゃろっとで「定番品」としてご用意している銘柄は、このキサラ農園で収穫されたもの。
アプリコットのような穏やかな酸と長く続く甘さが特徴で、毎日飲み飽きない素晴らしいコーヒーですよね。
年々移り変わる気候と上手に付き合いながら、いつも安定した品質のコーヒーをきゃろっとに届けてくれることに、只々頭が下がる思いです。
そして、今回ご紹介するゲイシャ種は更に特別な区画で育てています。
そこはRUVA農園と呼ばれ、キサラ農園から4kmほどの場所に位置します。
RUVA農園は、キャロルさんのお隣さんであるファビオ・ルイスさんが所有する農園です。
実はこのファビオさん、生産者としてだけでなく、農学博士としての顔も持つコーヒー栽培のスペシャリスト!
独特な気候特性を持つこの地は、少し移動するだけで太陽や風の当たり方が変わります。
マイクロクライメイト(局所気候)とも呼ばれ、植える場所によってコーヒーの持つ風味にも影響するため、ベストなポイントで栽培することが難しい場所です。
さらに、ゲイシャ種は特性上、ほんの少しの気候の変化にも弱い側面があります。
品質がこれほど評価されているのに、ゲイシャ種の生産量が極端に少なく、ほとんど栽培されることがなかった理由はそのデリケートさにあります。
ですが、土地を理解し適切に育てあげることができれば、コーヒーチェリーは糖分をたっぷり蓄えて熟すことができ、ゲイシャ特有の素晴らしいフレーバーを一層引き立てることができます。
言葉で説明をすると簡単なことのように伝わってしまいそうですが、本当に難しいチャレンジです。
だからこそ、キャロルさんは信頼のおけるファビオさんと共同で、ゲイシャ種の栽培を行っています。
栽培を始めた当初、栽培の困難さからほんのわずかしか採れない年もありました。
そして、やっとまとまった量を収穫する事ができました。
これは綺麗な環境で丁寧にコーヒーを作り上げるキャロルさんとコスタリカの土壌や品種の特性を知り尽くすファビオさんの傑作と言えます。
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内倉がいつも話していることがあります。
『僕たちは「単にコーヒーを売っている」のではなく、コーヒーを通して「お客様が豊かなライフスタイルを過ごす」お手伝いをしているんだ』と。
コーヒー豆を挽き、抽出し、飲み終えるまでは、約30分かかると言われています。
毎日の限られた時間の中で30分という時間を、きゃろっとのコーヒーと共に過ごしてくれている。
その30分を豊かな時間にするために、僕たちはいつも最高の一杯をお届けする責任があります。
僕は直接農園に足を運ぶことで、お客様にお届けしているコーヒーが、どんなところで、どんな人が作っているのかを、間近に見ることができました。
産地に行くことで、コーヒーは手をかけ、丁寧な仕事をしなければ美味しいものにはならないのだと、強く感じています。
素晴らしいコーヒーを作る生産者は、情熱と誇りをもって仕事をしていました。
「高く売れればいい。たくさん売れればいい」という姿勢では、素晴らしいコーヒーは生み出されないのです。
僕たちの大切なお客様には、情熱を持ち、真面目で、丁寧な仕事をする、信頼できる方から受け取ったコーヒーを届けたい。その思いは年々強く思うようになりました。
そして、キャロルさんは、そんな信頼できる生産者のひとりです。
真面目さや情熱に加え、きゃろっとのコーヒーをご愛飲くださっているお客様へ思いを馳せながら仕事をしている方です。
キャロルさんの作ったゲイシャ種は、ゲイシャ種の魅惑的な風味がありながらも、キャロルさんの優しい人柄のような、柔らさと透明感のある仕上がりです。
口にすると広がるフローラル感。
農園に咲き乱れるコーヒーの花のような貴賓高い香りがします。
またオレンジピールのような爽やかなキャラクターが、このコーヒーの品質の高さを証明します。
後味も長く続き、ブラウンシュガーやハチミツようなような甘さが長く続き、心地良い飲み口の優しい素晴らしいコーヒーです。
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最後にキャロルさんは、こう私たちに伝えてくれました。
「私たちの幸せは、国境を越えてお客様と近づき、お客様のために一杯のコーヒーを届けることです。そのためにも、私たちはいつでもお役に立てる準備ができています。」
ご説明してきたように、この品種は大量生産ができず、栽培することが非常難しい品種につき、年間数ケース程度というわずかな生産量となります。
ですが、キャロルさんのお客様の一杯への強い想いからご紹介していただきました。誰よりも一生懸命でコーヒーにひた向きなキャロルさんの自信作。
彼女のような方が愛情たっぷりかけて作ったコーヒー、あなたの30分のコーヒータイムに必ず癒しを運んでくれると、僕たちも自信をもってオススメします。
販売開始は4月20日9時からですが、数が少ないため、以下のように数量限定とさせて頂きます。
■200g入り 5,800円 → 250パック限定
■100g入り 2,980円 → 500パック限定
4月は1年のスタートの切る新たしい挑戦への月です。
滅多にないこの機会に、世界最高峰のコーヒーをお楽しみください。
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【配達日に関して】
(必ず確認して下さい) |
■ 4月25日以降から配達日をご指定頂けますが、ご注文が殺到する可能性もあるため、ご希望の配達日よりも若干遅れる場合がございます。
■ 他の商品を別日のお届けにしたい場合は、一旦ご注文を終えた後、改めて別送分の商品をご注文下さい。
他商品と同時購入する場合もこちらの商品の指定日に合わせて同時発送となります。
■ 5月1日~5月8日はGW休業をいただきます。 このため、休業前の最終出荷日が、4月30日(ご注文受付は4月29日まで)となります。
4月30日以降のご注文の発送は、休業明けに順次お送りさせて頂きます。
■ 4月29日までにご注文で、上記GW休業期間に配達日指定をしていただいたお客様は、4月30日に前倒し出荷とさせていただきます。
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【ご注文後はキャンセル不可】 (必ず確認して下さい) |
この商品は数量限定で販売しておりますため、ご注文確定後のキャンセルはできません。
ご注文の際に数量をよくご確認いただいた上、ご注文いただきますようよろしくお願い申し上げます。
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